ER-21T 未選択 2014年04月25日 仕事途中にふらっと立ち寄ったホームセンター。 そこにぶら下がっていたコンパクトラジオ ELPAのER-21T。 デジタル周波数表示ながらアナログという、実に味わい深いラジオです。 大きさはキングサイズのタバコより一回り大きいくらい。 中波、FM、短波が聴けます。 チューニングダイヤルは小さめ、バックラッシュありとまぁ値段なりの個体ですが(2,500円くらい)何と言ってもネットでは大人気。 その主な要因が、周波数表示がデジタルであること。次にサイズが小さいこと。そして改造しやすいことなどがあります。 しかも背面にスタンドがありカナリ寝た状態ではありますが斜めに固定できますよ。 早速聞いてみました。 中波の感度はそれなりです。内蔵バーアンテナは小さいようです。 しかしアクティブループアンテナを使ってみると、その効果はかなりあって、ニッポン放送1242kHzをSINPO54444で捕まえることができました。 このクラスのラジオで、東京の放送局で中継されているナイターを、ストレスなく聞き取れ楽しめるのは本当に意外でした。ちなみにラジオ上部の黒い小さな棒がアンテナの電磁誘導フェライトコアです。 音質は若干頼りないですが、それでも昔のラジオっぽくて私は嫌いではありません。 バックライトもあります。これは一回押すと10秒ぐらい点いたままになるので、片手操作が多い私にとってはありがたい。 ネットで人気のラジオですが、その原因がわかったような気がします。 それは 最近のDSPラジオやPLLラジオにはない「アナログ」の良さと、デジタル周波数表示があるためチューニングがラクという「デジタル」のよさを兼ね備えているため、かつてBCL少年がチマチマとしたバンドサーベイをやっていた、その心理にとても近いからだと思います。 もちろん感度はいいわけではなく、周波数安定性も悪い方だと思いますが、それだからこそ楽しい・・・というラジオですね。 しかも短波10バンドw これは見つけたら「買い」ですよ! [0回]PR