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酒と薔薇の日々(中波DX'ing)♪

ン十年ぶりに中波DXを「無謀にも」始めました。 少年時代の記憶を辿り、すこしづつやっていこうと思っています。 同じ趣味の方、いろいろ情報交換しませんか? (といっても、私の知識はささやかなものですが・・・)
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません

我が家の新入り RF-1010(クーガ101)

やって来ました。
ナショナルのクーガ101(RF-1010)!人生史上初のクーガです。
 
このラジオは、1975年に松下電器産業(ナショナル 今のパナソニック)が発売した、当時のBCL少年たちに衝撃を与えたラジオです。
MW・FM・SW1~6の8バンド構成で、いかにも本格的ラジオって感じですよね。

周波数の読み取りは全てのバンドで、勿論デジタルでもないし機械式直読で10khzまで読めるということでもないです。
しかしこのたたずまいがいいですね。

今のラジオ(いや勿論ICF-EX5MK2も大好きなラジオですよ)と比べて、何となく味わいがあるというか、それっぽい雰囲気を出しているというか・・・

このクーガ101は、当然30年以上前に製造中止されているわけですが、たまたまこないだヤフオクを見てたら割合程度がよさそうなこれを見つけました。
ヤフオクも人生初体験でしたが、なんとか落札することができました(1万円ほどです。ちなみに発売されていた当時の価格は、定価で21,000円でした。

そして本日、現物が届きました。
早速開梱して確認。
外観は小さな傷があり、アンテナが曇っているものの、35年前のラジオにしては程度がいいと思います。
Eneloop電池(このラジオは単2電池4本仕様なので、単3電池にスペーサーをかましました)を入れて早速受信開始。
短波は専門外なのでよく分からないですが、中波の感度はいいです。
さすが、20cm近い、長いバーアンテナを内蔵しているだけあります。夕方自宅から東京TBSをSINPO45444で受診することが出来ました。

ダイヤルもほぼ正確で、しかもありがたいことにスケール(目盛り)が100等分で振ってあります。
これは周波数が直読できないアナログラジオには貴重な装備なのです。
私がよくやる「アナログラジオの周波数直読方法」には、この100等分スケールが必須と言ってもいいものなので。

ダイヤル照明もつきますし、音質は当時のナショナル機の例に漏れず素晴らしいです。
(こればっかりはEX-5もかないません)

ただDC電源コードに問題がありました。


当時のDC電源煮多く使われていた方式、センターマイナスなのです。

今の電化製品はセンターマイナスのものはほとんどなく、大体がセンタープラスです。
これは、電源コードの差込口に(+)-C-(-)と表示されているので分かりました。
(ちなみにセンタープラスの場合は(-)-C-(+)と表示されている)

さあ困った。
手持ちのDC6V電源コードは全てセンタープラスですし・・・。

しかし基本設計の古さでピンときました。

メイン機のEX-5も基本設計が30年前ですので、調べて見るとそれに使っているSONYのAC-D4L電源コードがセンターマイナスでした!

喜んでつないでみました。

でも最初は音がでるのですが、すぐ切れてしまいました・・・
手で力を入れて差し込んで見ると通電するので、おそらく端子の接触不良ではないかと考えられますが、このままでは電池でしか使えません。

まぁ、じっくり修理してみますか。
ケースも丁寧に洗浄したいし。(まあ手入れせずとも、前オーナーが綺麗にしてくれてましたけどね)

短波もこれでワッチしてみたいなと思います。短波はあくまで付録ですけど、私の場合w






ちなみにこれが現行主力機、ICF-EX5MK2です。


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